ボールバルブとは何ですか?

ボールバルブとは何ですか?
ボールバルブは、バルブ内部の小さな球体（ボール）を使って水の流れを遮断します。球体には開口部があります。「オン」の位置では、開口部はパイプと一直線になり、水は自由に流れます。「オフ」の位置では、開口部は水の流れに対して垂直になり、水の流れを完全に止めます。ボールバルブでは、レバーで流量を制御します。レバーをパイプに対して垂直に動かすと水が流れ、90度の角度に動かすと流れが止まります。

ボールバルブにはいくつかの利点があります。開閉が簡単で、障害などによりハンドル操作が困難な方でも使用できます。バルブの開閉状態が一目で分かります。耐久性に優れ、長年使用しても凍結することが少なく、信頼性の高いサービスを提供します。また、非常に汎用性が高いのも特長です。ボールバルブは、家庭の配管、工業用途、石油・ガス用途、海洋用途、医薬品など、様々な分野で使用されています。

ボールバルブの主な欠点は、設置スペースを必要とすることです。狭い場所では、バルブのハンドルを90度回転させることができない場合があります。また、稀に、ボールバルブがウォーターハンマー現象を引き起こすこともあります。